日本のアマチュア天文家が「重力マイクロレンズ現象」(重力レンズ効果による星の増光現象)を偶然発見し、その後、レンズの役割となった恒星のまわりに惑星(Kojima-1Lb)が存在することが明らかとなりました。今回、この現象を東京大学・JAXA宇宙科学研究所・国立天文台・アストロバイオロジーセンターなどの研究者を含む研究グループが詳細に観測・解析したところ、この惑星系は、これまで重力レンズ現象で発見されたどの惑星系よりも地球に近いことがわかりました。

重力マイクロレンズ事象「Kojima-1」の想像図。全体図の左側に描かれている2本の矢印は、光源星(3つの明るい天体のうち、一番左側)の光が惑星系Kojima-1L(同中央)の重力レンズ効果で曲げられて太陽系(同右側)に届く光線を示している。これまでに重力レンズ法で発見された惑星系(全体図に赤色で示された点)はいずれも銀河中心(全体図右上)方向に位置し、Kojima-1Lに比べて距離が遠い。挿入図は惑星系Kojima-1Lを拡大した想像図。(©東京大学)

関連リンク

アマチュア天文家が発見した最近傍の系外惑星(東京大学)

アマチュア天文家が発見した最近傍の系外惑星(国立天文台)

アマチュア天文家が発見した最近傍の系外惑星(宇宙科学研究所)

アマチュア天文家が発見した最近傍の系外惑星(京都産業大学)

 

論文DOI: 10.3847/1538-3881/ab487f