東京大学にて、ABCプロジェクト研究の成果がリリースされました!

深海底熱水噴出孔で始原的な微生物を発見 -銅まみれの予想外の生態が発見の鍵-


  • 深海底熱水噴出孔は、生命誕生の有力候補場として、原始生命体の探索が盛んに行われてきた。金属硫化物チムニーの内部は、生命誕生から初期生命進化までを下支えした場として重要視されている。
  • 岩石内部に生息する微生物を可視化する技術を高度化し、金属硫化物チムニー内部に、細胞が著しく小さい極小微生物(1 mmの1万分の1程度)が、生息することを発見した。
  • 遺伝子解析の結果は、生命進化の初期段階で誕生した微生物が、チムニー内部で優占していることを示し、初期生命の生態を推定する上で重要な成果であるといえる。

(東京大学リリースより引用)

リリース詳細:「深海底熱水噴出孔で始原的な微生物を発見」(東京大学)

論文情報:

雑誌名:Frontiers in Microbiology
タイトル: Copper-nanocoated microbial cells in grain boundaries inside an extinct vent chimney
著者: Hinako Takamiya, Mariko Kouduka, Hitoshi Furutani, Hiroki Mukai, Kaoru Nakagawa, Takushi Yamamoto, Shingo Kato, Yu Kodama, Naotaka Tomioka, Motoo Ito, and Yohey Suzuki
DOI番号: 10.3389/fmicb.2022.864205
論文リンク: https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmicb.2022.864205/full