すばる望遠鏡のIRCSとAO188によって捉えられた2M0437惑星系。惑星(2M0437b)は主星から、約100天文単位 (太陽-地球間距離の100 倍)離れた位置にあります。主星の光はデータ解析でほぼ取り除かれています。十字のパターンは副鏡をささえるスパイダーの影響で見える人工的なものです。(クレジット:国立天文台/アストロバイオロジーセンター/ハワイ大学)
ギャラリー

低温度星周りのスーパーアース
地球型惑星の大きさを比べたイメージイラスト。TOI-1685bは地球の1.5倍、TOI-1634bは1.8倍の直径。どちらの惑星も太陽よりも温度の低い恒星のまわりにあるため、赤っぽい光に照らされています。 (©︎:自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター)

太陽系とWASP-33星系

系外惑星のなかまたち

TRAPPIST-1惑星系の想像図

ロシター効果
トランジットが起こっている最中に恒星を分光観測すると恒星の視線方向の速度が変化して見えることがある。これは恒星が自転していることによる見かけ上の効果でロシター効果と呼ばれ、ロシター効果を解析することで恒星の自転軸とトランジットする惑星の公転軸のなす角度を制限することができる。

TRAPPIST-1の自転軸・公転方向
TRAPPIST-1の自転方向と惑星系の公転方向。(クレジット:国立天文台)

ラン藻類(アナベナ)
ラン藻は最も原始的な酸素発生型光合成を行う生物。Anabaena属は水中から陸上まで様々な環境に生育する。

北極圏に生育する蘚類
北極圏の氷河後退域に生育する蘚類。蘚類の一部は極地や砂漠など厳しい環境での生態系形成に重要な役割を担う。(Photo by Kosugi)

北極圏に生育する地衣類
地衣類は真菌と緑藻あるいはラン藻との共生体。優れたストレス耐性能力を持ち、過酷な環境に適応している。(Photo by Kosugi)

藻類培養
系外惑星の光環境を再現し、そこで生育可能な光合成生物の特性を調べます。
クリオコナイトホール

極貧栄養環境である氷河上にもクリオコナイト粒と呼ばれるラン藻を主とする微生物群集体が生育し、小さな生態系を形成している。(Photo by Kosugi)
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