研究活動

サテライト:火星大気でホルムアルデヒド生成 -太古の火星で生命材料分子が蓄積-


アストロバイオロジーセンターサテライト研究関連の研究成果が東北大学よりリリースされました!

太古の温暖な火星でホルムアルデヒドが大気中で生成され、海の中で生命の材料分子に変換されるプロセスの概念図(©️Shungo Koyama) (東北大学リリースより)
【発表のポイント】
  • 大気モデルを用いて、アミノ酸や糖などの生命材料分子の材料となるホルムアルデヒド(H2CO)が約38-36億年前の火星大気中で継続的に生成されていたことを示しました。
  • 生命材料分子である糖が、太古の火星の海で継続的に生成されていた可能性を示唆しています。

東北大学プレスリリースより引用)

詳細は東北大学プレスリリースをご参照ください。

【論文情報】

掲載誌:Scientific Reports

タイトル:Atmospheric formaldehyde production on early Mars leading to a potential formation of bio-important molecules

著者:Shungo Koyama, Arihiro Kamada, Yoshihiro Furukawa, Naoki Terada, Yuki Nakamura, Tatsuya Yoshida, Takeshi Kuroda, and Ann Carine Vandaele

DOI: 10.1038/s41598-024-52718-9