東京大学にて、ABCプロジェクト研究の成果がリリースされました!

海王星の赤道に横たわる猛毒ガス「シアン化水素」の帯を世界で初めて発見


  • 地上大型望遠鏡「アルマ望遠鏡」を用いて、太陽系で最も遠くにある惑星「海王星」の大気成分を観測。有毒ガスの一種であるシアン化水素(青酸ガス)が、赤道上の成層圏に帯状に分布していることを世界で初めて明らかにした。
  • 南緯60度付近で上昇し、赤道と南極で下降する大気の流れが存在し、これによりシアン化水素が成層圏で生成・輸送されている可能性が示された。
  • 最先端の地上望遠鏡と解析技術を組み合わせることで、探査機による観測の機会が極めて少ない太陽系最遠方の惑星についても、その環境の理解につながる科学成果を挙げられることを示した。

(東京大学リリースより引用)

論文情報:

雑誌名:The Astrophysical Journal Letters
タイトル: A belt-like distribution of gaseous hydrogen cyanide on Neptune's equatorial stratosphere detected by ALMA
著者: Takahiro Iino, Hideo Sagawa, Takashi Tsukagoshi, Satonori Nozawa
DOI番号: 10.3847/2041-8213/abbb9a
出版日: 2020年10月23日