理化学研究所にて、ABCプロジェクト研究(AB271004, AB281007, AB311005)の成果がリリースされました。

リボソームを試験管内で自由に再構成  -リボソーム小サブユニットの包括的な解析が可能に-

"理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター無細胞タンパク質合成研究チームの清水義宏チームリーダー、下條優研修生らの共同研究グループは、細胞内においてタンパク質合成を担う分子複合体である「リボソーム小サブユニット」の全構成要素の包括的解析に向け、大腸菌のリボソーム小サブユニットを自由に改変できる試験管内再構成系を開発しました。
本研究成果は、リボソームの構造や機能、細胞内でリボソームがどのように形成されるかなどの理解、リボソームの改変を通じたタンパク質の生産手段の向上や、細胞を人工的に作り出す人工細胞研究、生命がどのように誕生したかを調べる生命起源の研究などに貢献すると期待できます。"
(理化学研究所リリースより)

論文情報

掲載誌 : Communications Biology
論文タイトル :"In vitro reconstitution of functional small ribosomal subunit assembly for comprehensive analysis of ribosomal elements in E. coli"
著者 : Masaru Shimojo, Kazuaki Amikura, Keiko Masuda, Takashi Kanamori, Takuya Ueda, Yoshihiro Shimizu
DOI : 10.1038/s42003-020-0874-8